top of page

双極性感情障害(躁うつ病)とは?

  • aoimentalclinic
  • 2023年4月16日
  • 読了時間: 1分

双極性感情障害とは、躁(そう)状態と鬱(うつ)状態をくりかえす病気です。

かつては躁うつ病と呼ばれていました。100人に1人程度の割合で発症するとされ、男女差がなく、多くが10代から30代までに発症します。

うつ状態とは、気分が落ち込んだり、興味や関心が低下してしまうなどの症状がみられる状態です。

一方、躁状態とは、気分が高ぶり、眠らなくても平気で元気でいられたり、自分が偉くなった気がしたり、次々とアイディアが思いついたり、集中しにくくなったりという症状がありますが、お金を使い過ぎてしまうなどの問題行動が増えるという状態がみられたりします。

双極性感情障害では躁とうつの状態をくりかえすことが特徴とされますが、常にどちらかの症状があるという訳ではなく、何らかの症状がある時期と症状がほとんどない時期が交互に見られるということも特徴です。


最新記事

すべて表示
精神疾患と認知機能②

前回、認知機能というのは私たちが持っている情報処理能力であり日々の生活に欠かせない力だとご紹介しました。 今回はより具体的に紹介していきます。 認知機能には「注意機能」「作業記憶」「処理速度」「流暢性」「遂行機能」といったものがあります(研究者によって分類や定義が異なること...

 
 
精神疾患と認知機能①

ここ数年、精神疾患と認知機能の関係に興味をもつようになり、当院ショートケアにおいても「認知リハ」という名前で認知機能トレーニングプログラムを導入しています。 認知機能というのは、簡単に言えば私たちが持っている情報処理能力のことであり、日々の生活に欠かせない力です。...

 
 
睡眠と飲食⑤

良い睡眠をとるために何を積極的に食べるか、あるいは避けるか以外に、食事のタイミングもポイントです。 私たちの体には、約1日周期でリズムを刻む体内時計の機能が備わっています。 脳内の視床下部が関わっており、体内時計によってホルモンの分泌をはじめ生理的な活動が調整されていること...

 
 
あおいクリニックロゴマーク

休診日

水曜午後、日曜日、祝日

© 2023 こころとからだのクリニックあおいクリニック All Rights Reserved. 

bottom of page